2013-01-01から1年間の記事一覧

掃除の歴史

最初の10年間は、ほとんど私だけで掃除をしていました。 10年 過ぎるころから、一人二人と手伝ってくれる社員が 現れてくるようになりました。 20年になるころは、仕入先やお客様から 評価されるようになりました。 20年を過ぎるころには、仕事に直接関係な…

掃除を始めたころの社内

最初は私1人で始めました。 そのころ私が掃除をしていても、 社員は感心するどころか、 まったく逆でした。 私がトイレ掃除をしている横で用を足していく社員や、 階段を拭いている私の手の上を飛び越えていく 社員ばかりでした。 「掃除なんかしてもムダ。 …

私が掃除を始めた理由

「心の荒みは諸悪の根源」 会社を創業した頃、 私たちの業界は大変荒んでおりました。 当然、その業界で仕事をしている社員の 心も荒んでまいります。 そこで、この荒んだ社員の心を 穏やかにするためにはどうしたらいいか。 熟慮の末、始めたのが掃除でした…

創業時の私

自転車に商品を積めるだけ積んで、 行商からはじめました。 当時、自分の欲しい商品は何一つ手に 入りませんでした。 メーカーの倉庫で、埃をかぶって置いてあるような 商品を譲り受けて売り歩きました。 しかも私がかつて勤めていた会社の取引先には 営業す…

理想的な「株式会社」

会社設立の動機は、理想的な「株式会社」を この世の中に生み出したかったからです。 当時、経営者が公私混同して会社を私物化し、 会社のお金も自分のお金も一緒にしてしまう ような会社が多くありました。 たとえ自分がつくった会社であっても、 個人と会…

「相対差」と「絶対差」

「相対差」とは、いつも比べる世界です。 比べているうちは本当の心の安らぎは 得られません。 いつ追い越されるかしれない、 いつ失うかしれないという 不安と恐怖がつきまといます。 反対に、「絶対差」。 結果に表れた数字はたとえ小さくても 質では比べ…

基本的な生き方

1.できるだけ譲る 2.掃除を徹底する 3.人を喜ばす 4.自我を張らない 5.与えられた枠を使い尽くさない 6.骨惜しみしない この六つを小さく積み上げてきているうちに、 ある日気づいてみたら、とてつもなく 大きな力を授けられたような気がします。

志を高く

「山高くして,月上ること遅し」 高い山の麓にいると、月の出てくるのも遅い。 山が高いからなかなか宇t期が見えない。 つまり、自分の志が高いがゆえに、 自分の願いに到達することが遅く、 なかなか叶えられないという意味です。 それでも、諦めることなく…

志と欲望

「志」とは、高い山のようにはるか彼方にあって 簡単に手にすることができないものでなければなりません。 しかも、「志」に向けて努力するそのことが、 自分自身のためになるばかりでなく、 社会のためにもなり、 国家のためにもなることが重要です。 自分…

ひとつ拾えば・・・・・

「ひとつ拾えば、 ひとつだけきれいになる」 私の思いを込めた言葉です。 大切なことは、一歩を踏み出す勇気。 一歩を踏み出さなければ、前に進むこと が出来ません。具体的には足元のごみを 拾う実践から始めることです。 ごみを拾う人は、不思議とゴミを …